ほくろには、医学的には母斑細胞母斑もしくは
色素性母斑という2つに分けられて病名があります
ほくろがコンプレックスという人もいると思います。
取り除くことで表情が明るくなり、
肌がきれいに見え前向きになる、
とほくろの除去でいい方向に向かう場合もあります
今回はほくろの除去について紹介していきます
ほくろ除去の方法
ほくろはイボと違い、皮膚の表面ではなく皮膚の内側からできるものです。
そのため、皮膚からもり上がった部分だけを削り取っても、
完全に除去したことにはならないことが多いです
ほくろの細胞全体を深く取り除くことが原則ですが、
除去や後処理の仕方によっていくつかの方法があります
炭酸ガスレーザー法
炭酸ガスレーザー法は、ほくろにレーザーを照射して除去する治療になります
炭酸ガスレーザーは組織中の水分に吸収され、
その際に発生する熱によって組織を気化・蒸散します。
ほくろだけでなくイボ、ウオノメ、隆起したアザなどの
除去にも効果があります。
くり抜き法
くり抜き法は、メスを用いて、ほくろを円形にくり抜く方法です。
皮膚に開いた穴は通常では縫合せず、自然にふさがるのを待ちます。
ただし、大きいほくろをくり抜いた場合には
傷がふさがるのにより期間がかかるため、
巾着のように糸をかけて絞り、
穴を小さくしておくこともあります。
ほくろの大きさにもよりますが、
傷が完全にふさがるには1~2週間ほどかかります。
傷が閉じるまで軟膏を塗り、テープで保護することで治癒を促します
切除縫合法
切除縫合法は、ほくろをメスで切除した後、
周囲の皮膚を引き寄せて縫合し、
傷を完全に閉じる方法です。
この方法では、ほくろを完全に除去することが前提のため、
再発のリスクをおさえられます。
また、くり抜き法のように傷の自然閉鎖を待つよりも、
早く治癒するのが大きな利点になります
縫い線は直線状となり、
その長さはほくろの直径の2~3倍ですが、
丁寧に縫合することによって、
傷あとはかなり目立たなくなり、
また凹みが残りづらいという利点あります
まとめ
ほくろがコンプレックスな方にとっては、除去したい願望はあると思います
色々施術方法がありますので自分に合ったものを選び、
毎日がより良くなるといいですね